【症状】
39才男性が背中のつまり感を訴え来院されました。数週間前に会社の引越しがあり重いものを運びましたが、それが原因かもしれないとの事です。肩甲骨の間がこっていますが、つまった感じも強いです。この違和感で体が力んでしまうそうです。
【治療】
姿勢検査では肩が左右ともに上がっており、起立筋や菱形筋は緊張が維持されている。可動域で制限は無いが、頚椎の伸展で肩甲骨間に鈍痛が生じる。
治療では背部に干渉波を行い、筋に緩みが出てから矯正を加える。残された緊張にはグラストンテクニックを施した。5回の治療でつまり感や体の力みも改善。
【解説】
今回は疲労から筋肉の緊張が抜けなくなり、胸椎の関節への負担が持続されたため、つまり感が生じていました。引越し作業が原因となりましたが、その前から背中の緊張は存在し、いつ痛みが出てもおかしく無かったと思われます。カイロプラクティックによる矯正はこの様な症状を、最も早期に改善させる治療法の一つになります。