【状態】
柏在住の40代男性が右肩の痛みを訴え、カイロプラクティックセンター松戸へ来院されました。職業は設計士ですが忙しく、デスクワークの時間が極端に長いとのことです。右肩の痛みは2ヶ月前からですが、腕を上げられないほど悪化しています。整形外科では湿布と筋肉を緩める薬を渡されましたが、根本的に治したいと本人は言っています。
【施術と経過】
右の肩甲骨内側から棘上筋、鎖骨周囲の筋肉の緊張は強く、腋窩から触診出来る肩甲下筋には癒着が存在する。肩甲下筋へのグラストンテクニックを中心に肩甲帯へのモビリゼーション、胸椎への矯正を施す。5回の治療で症状は緩和、3ヶ月で何もしなければ痛まないまで回復。その後もメンテナンスで経過は良好。
【解説】
今回の肩の痛みは肩こりの部類ではなく肩関節の障害、いわゆる四十肩や五十肩の様な状態でした。特にお仕事は設計のためマウスを使用する頻度も高く、右肩や肩甲骨周囲の筋肉は常に負担が強かったと言えます。この様な関節の障害は単なるコリとは違い、一度痛みが生じるとエクササイズやストレッチで回復する事は無く、カイロプラクティックにより適切に歪みを取り除く必要があります。