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痛みの原因サーチ

変形性膝関節症

2017.09.07 カテゴリー:膝の痛み

膝周囲の軟骨や骨に老化による退行性変性や形成異常が生じ、関節に機能障害や疼痛を引き起こすのが変形性膝関節症です。この病変は、ほとんどが大腿骨と脛骨に発症しますが稀に、膝のお皿の膝蓋骨と大腿骨の間にも生じます。この部位の病変は膝蓋大腿関節症と呼ばれます。
変形性膝関節症は周囲軟骨や半月板などが長期間にわたり少しづつ負担を受け進行する一次性と外傷や痛風、リウマチなど他の疾患によって引き起こされる二次性に分類されます。

一次性膝関節症の原因
・老化
・肥満
・筋力低下
・スポーツ障害
・O脚やX脚
・ヒールなど足に合わない靴の習慣

二次性膝関節症の原因
・靭帯の損傷
・半月板の損傷
・膝の捻挫
・膝蓋骨の脱臼
・膝周りの骨折
・関節リウマチ

膝の腫れ「関節水症」
膝に水がたまる、変形性膝関節症の方はこの様な病態を持ちます。たまる水は関節液であり、膝の炎症により分泌量が増えた結果として現れ、関節水症と呼ばれます。通常5ml程度の関節液が10倍以上にも膨れ上がる事もあり、軽症であれば自然と回復しますが時には注射器で関節液を抜かなくてはなりません。抜く液体は疾患により粘度や血液を含みますが、変形性膝関節症の場合は黄色透明で粘り気のある液体が貯留しています。よく膝の水を抜くと癖になると言われますが、実際は炎症反応が続くことにより腫れています。そのため、炎症が引かなければ何度抜いても腫れは繰り返し、炎症が治れば腫れは安定します。

女性に多い変形性膝関節症
50代以降の女性に発症するケースが多く、罹患率は男性の4倍にもなります。高齢者の6割の方が抱える疾患で、日本国内では年齢のせいと我慢している方も含め500万人を超える患者さんがいます。高齢化に伴う筋力低下、軟骨の薄化、骨密度の低下、体重の増加などが原因とされています。

一度すり減ると回復しにくい軟骨
膝に限られた事ではありませんが関節軟骨は血管が存在せず、その代謝は関節液により保たれています。血管が存在すれば、例え運動をしなくても栄養は送られますが、関節液から吸収するには適切な関節運動が必要になります。そのため関節磨耗の進行、痛みによる運動制限は、より病状を悪化させます。変形性膝関節症の進行は大きく初期・中期・末期の3つに分類されます。

初期〜朝に感じる膝の痛み
「朝の歩き始めの違和感」が最も早く感じる症状です。自身で膝を観察しても変形は全く見当たりませんが、内視鏡で関節軟骨を確認すると毛羽立っている様な現象を確認できる事もあります。しばらく休むと痛みは回復し、日中動いている時は痛みは軽くなります。本来はこの時期に治療を開始する事が重要ですが、症状も軽いため放置する方がほとんどです。

中期〜症状が簡単に軽減しない
初期症状の放置により、見た目にも関節の変形は現れます。正座やしゃがむのが苦痛になり、階段では特に下るのが辛いという訴えを持ちます。関節内部は軟骨のすり減りにより生じたカスを除去しようと関節液を分泌させるため、膝の腫れは強くなり熱感を伴う事もあります。変形が進行に合わせ、コリコリとした軋轢音が膝から聞こえます。

末期〜痛みで歩けない
関節の隙間は消失し、軟骨の存在も確認できなくなります。強いO脚やX脚の変形を伴い、膝を動かすとゴリゴリ、ガリガリとした骨同士が直接擦れる軋轢音が生じます。仕事だけでなく買い物や旅行へ出かけるなど社会活動が極端に減るためストレスは溜まりやすく、うつ状態に陥りやすいです。この様な生活が続き認知症が進行するケースは少なくありません。