【症状】
柏居住の女性が頭のこりと目の奥の痛みがひどいため、来院されました。慢性的に視力も弱く特にデスクワーク等で、画面を長時間見るのが辛いそうです。頻繁に頭痛薬を飲んでしまい、根本的に解決したいとの事です。
【治療】
頭部は左右側頭筋を中心に頭頂部まで、筋膜の癒着や硬結が存在する。頚椎にはストレートネックが見られ、頚胸部の可動制限は強い。
治療では頭部へのグラストンテクニック、頚胸部へのアジャストメントを施す。5回の治療で目の奥の痛みは安定。その後、頭のコリも3ヶ月で改善した。
【解説】
今回の症例は頭の筋膜に癒着が生じ、症状が強くなっていました。頭には体幹と同じ様に多数の筋肉が存在し、首の機能障害などで負担が増すと一般的なコリと同じ様に筋肉は固まります。この筋肉の障害は、例え頭痛薬で痛みを抑えたとしても改善することは無く、根本的解決にはグラストンテクニックで筋膜の癒着を剥がし、頭蓋骨の調整が必要になることもあります。