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施術例

口が開けづらい、顎がだるい

2025.09.17 カテゴリー:顎関節症 

北小金在住の40代女性が顎のだるさと口の開けづらさを訴え、来院されました。数年前から顎関節の不調を繰り返しており、そのたびに歯科を受診し、顎関節症の疑いを指摘されていました。特に数ヶ月前からは、口を開ける際に強い違和感とだるさを感じるようになり、日常生活においても食事や会話の際にストレスとなっていました。歯科医院では顎関節症と診断され、約3ヶ月間にわたり就寝時にマウスピースを装着して経過をみていました。しかし大きな変化は得られず、口の開けづらさはむしろ悪化しているとのことです。
さらに患者様は、自宅でインターネットを参考に顎や首のセルフマッサージ、開口訓練などを試みましたが、これらがかえって顎の緊張を強め、口の開けづらさを悪化させる結果となりました。そのため「自己流のケアでは限界がある」と感じ、根本的な治療を求めて当院を受診されております。

 

検査

来院時の評価では、以下の所見が確認されました。
・左咬筋(耳の下、噛みしめた時に動く筋肉)に強い癒着を認める
・開口時、左顎関節の動きが遅れている
・上部頚椎に機能障害(関節の歪み)を確認
・後頭下筋群に癒着があり、緊張は筋膜を介して側頭筋まで波及
・全体的に顎関節だけでなく首から頭部、背中にかけて広範囲に緊張が連動している

これらの所見から、症状の背景には単純な「顎だけの問題」ではなく、首や頭部の筋膜の連動が関与していることが推測されました。

治療


初期治療では以下のアプローチを行いました。

①左顎関節に対するモビリゼーション

関節音の生じないカイロプラクティックの矯正を顎の関節に加える。顎は非常に小さく元々可動性の大きな関節のため、力加減には細心の注意が必要。

②咬筋および側頭筋に対してグラストンテクニック

特殊なステンレスのバーを使用し、顎や頭部の筋膜の緊張癒着が解放されるようアプローチ。

③上部頚椎から胸椎に対するアジャストメント

第一頚椎(C1)、及び中部胸椎(T6)に対してカイロプラクティックの矯正を加える。多くの場合、関節からポキポキ音が発生する。

経過

初回施術後
開口のスムーズさが改善し、顎のだるさも軽減。

2週間後
痛みが約6割改善。口の開けづらさも軽快。

1ヵ月経過
日常生活でのストレスが減り、食事や会話の際に顎を意識することが少なくなる。

3か月経過
顎の症状はほぼ消失し、再発予防を目的に首・肩・背中の機能改善を中心に施術を継続。

解説

顎関節症は一見「顎の問題」と捉えられがちですが、実際には首や姿勢、全身のバランスが深く関与しています。顎の骨は頭にぶら下げっているだけの様に見えますが実際は首と一体となり、バランスの維持で最も重要となる頭部の動きのコントロールを常に行って、ます。顎の下部には首や胸骨に向けて沢山の筋肉が走行しており、何かしらの原因で首や背中に歪みが発生すると直接的に負担を強いられます。顎は動きの大きな関節のため、多少の負担には耐えられますが負担が長期に渡ると口の開け閉めに弊害が出始め、顎関節症へ発展するのです。この機序ではいくら歯の矯正をしても回復する事はありません。

確かに噛み合わせの不良が主因となるケースもあり、その場合は歯科で作成されたマウスピースが有効に作用します。しかし、今回のようにマウスピースを数ヶ月使用しても大きな改善がみられない場合は、他の原因を疑うべきです。

顎のセルフケアは複雑で難しい

今回の患者様はマウスピースで回復が見られなかった結果、セルフケアを取り組まれておりましたが、顎に対するご自身でのストレッチやマッサージは難易度が高く、病状をより悪化させるケースも多く見受けられるため、取り組みには細心の注意が必要になります。同様の症状でお悩みの方は、カイロプラクティック専門院へのご相談をお勧めいたします。

 

担当カイロプラクター:鷲見光一

カイロプラクター 鷲見 光一応用理学士(医科学)
カイロプラクティック理学士
グラストンテクニック®GTクリニシャン
日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員

都内カイロプラクティック院にて副院長を務めた後、2017年に独立。国際基準のカイロプラクティックだけでなくグラストンテクニックのライセンスを取得し、物理療法を駆使した施術法を確立。臨床歴20年以上のオーストラリア政府公認カイロプラクター。

 

監修者:鷲見弘

取得国家資格/鍼灸師、柔道整復師(接骨)、あん摩マッサージ指圧師
慶応大学卒業後、人体や自然界への探求心によりカイロプラクティックの道へ進む。ユニバーサル・カイロプラクティック・カレッジ、 中央医療学園鍼灸学科を首席として卒業後、JSK鍼灸カイロプラクティックを運営。音楽家の腱鞘炎等の演奏障害を得意分野とし、多くの著名ピアニストの治療を担当。

プロフィール詳細

WHO 国際基準のカイロプラクティック
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