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施術例

反り腰でぎっくり腰が治らない

2025.09.19 カテゴリー:腰痛 

松戸在住の30代男性が腰痛を訴え、来院されました。きっかけは1カ月前、幼い子供を抱っこしようと腰を屈め、持ち上げた瞬間に右腰に「ビリッ」と電気が走るような強烈な痛みを感じたことでした。直後から動くのもつらいほどの痛みがあり、思わずその場で子供を抱えられずに中断してしまったそうです。これまで腰痛を大きく自覚した経験は少なく、ぎっくり腰と呼ばれるような急性腰痛は未経験でした。普段はデスクワークが中心で、多少の肩こりや腰の重さを感じることはあっても、ここまで強い痛みに襲われたことはなかったとのことです。
発症直後は無理をせず横になり、安静を心がけていましたが、それでも体勢を変えるたびに腰に鋭い痛みが走り、普段の生活動作も制限されていました。歩行自体は可能であるものの、右腰の奥に常に違和感が残り、立ち上がる・座るといった動作で痛みが増す傾向にあります。また、夜間の寝返りでも腰に負担がかかり、眠りが浅くなるという訴えもありました。痛みが続くため発症から1週間後、整形外科を受診しましたがレントゲンで骨に異常は見つからず、安静の支持を受けました。当時より多少安定はしていますがあまりにも痛みが続くため、当院へご来院されております。

検査

初回検査時には炎症反応(筋肉等の腫れ)を伴う、いわゆるぎっくり腰の状態が確認された。また反り腰が顕著のため、なかなか回復に至らない可能性が向けられた。

①触診検査

右仙骨から胸腰部の起立筋にかけて明らかな筋緊張(スパズム)が確認される。

②可動触診検査(モーションパルペーション)

脊柱の関節の動きを見るモーションパルペーションでは、胸腰部のスプリングの減少、反り腰の存在する腰椎から仙骨にかけての可動性の低下を確認。

③姿勢検査

腰仙部の椎間関節は前方方向への動揺性が強く、腰椎が過度に反る、いわゆる反り腰の傾向を認める。

④神経学的検査

神経学的検査では下肢への放散痛やしびれは確認されず、椎間板ヘルニアなど明らかな神経圧迫症状は認められない。

⑤体幹可動域検査

前屈・後屈の動作に制限があり、特に前屈時に痛みが誘発されやすい。

治療

①物理療法

患部から脊柱全般にかけ、筋肉の緩和させるよう干渉低周波を加える。

②アジャストメント

胸腰部の可動性低下に対してアジャストメント(関節の音を伴うカイロプラクティックの矯正)を行い椎間関節の機能を回復させる。

③グラストンテクニック

特殊なステンレスのバーを使用し、腰部から臀部、施術の進行に合わせ背部から首にまでグラストンテクニックを使用し、過度な筋緊張やスパズムを緩和。

④モビリゼーション

仙骨から腰椎、頸部にかけて、フルスパイン(脊柱全て)の関節アライメントを整え、動作時の不安定性を軽減。

経過

1週間経過
歩行や立ち上がりでの痛みがやや軽減。

2週間経過
筋スパズムが緩和し動作の可動性も改善。前屈での鋭い痛みは弱まり、日常生活の動作が少しずつ可能に。

1カ月経過
痛みは概ね安定。就寝時の寝返りもスムーズになり、生活に大きな支障はなくなる。

以降は月1回のメンテナンスを継続し、再発予防と全身のバランス調整を実施。

解説

今回の症例は、典型的なぎっくり腰に加え、反り腰の歪が重なり、なかなか治らない腰痛へ発展していたと思われます。反り腰は腰の後ろに位置する椎間関節が圧迫を受けますが、その部位がぎっくり腰により損傷を受け、ひとたび炎症が生じると関節の負担を逃がすことが出来ず、痛みが長期に渡るケースは非常に多いです。

背骨の歪みでぎっくり腰の回復は遅れる

通常、病院の検査で大きな異常の見られないぎっくり腰は、1週間もすれば何もしなくても安定するケースが多いですが、2週間超えても痛みが続く場合は何かしらの歪が脊柱に隠されていると言えます。カイロプラクティックはその様な症状の回復を得意分野としますが、グラストンテクニックの併用は深部の筋肉の働きを正常化させ再発防止の効果も期待できます。

 

担当カイロプラクター:鷲見光一

カイロプラクター 鷲見 光一応用理学士(医科学)
カイロプラクティック理学士
グラストンテクニック®GTクリニシャン
日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員

都内カイロプラクティック院にて副院長を務めた後、2017年に独立。国際基準のカイロプラクティックだけでなくグラストンテクニックのライセンスを取得し、物理療法を駆使した施術法を確立。臨床歴20年以上のオーストラリア政府公認カイロプラクター。

 

監修者:鷲見弘

取得国家資格/鍼灸師、柔道整復師(接骨)、あん摩マッサージ指圧師
慶応大学卒業後、人体や自然界への探求心によりカイロプラクティックの道へ進む。ユニバーサル・カイロプラクティック・カレッジ、 中央医療学園鍼灸学科を首席として卒業後、JSK鍼灸カイロプラクティックを運営。音楽家の腱鞘炎等の演奏障害を得意分野とし、多くの著名ピアニストの治療を担当。

プロフィール詳細

WHO 国際基準のカイロプラクティック
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