寝違え
2017.09.06 カテゴリー:首の痛み・肩こり
起床時に突発する頚部痛を総称して寝違えと言いますが、中には日中に生じるものもあります。肩甲挙筋と呼ばれる筋肉のつった様な状態ががほとんどのケースで生じており、必ず炎症を伴います。通常は1週間もすれば治癒しますが、数ヶ月経過しても痛みが続いたりクセになる場合もあります。炎症の存在のため受傷して2〜3日は安静が必要であり、マッサージや入浴で悪化する傾向があります。
寝違えの症状、特徴
・痛む側に振り向けない
・腫れぼったい感じがする
・レントゲンで骨に異常はない
・手で首を支えないと辛い
・ひどい場合はベッドから起き上がれない
寝違えの原因
寝違えは、不自然な体勢で眠り続けると生じやすくなります。無理な体勢では通常、首に違和感を感じたり目を覚ましたり、無意識の中でも顔の向きを直したりしますが、疲労や飲酒により眠りが深いとこれらの反応は無くなり、寝違えを生じやすくさせます。また日常的に肩こりやストレートネックなど首に異常があると、一般の方では何でもない体勢でも寝違えにつながります。
繰り返す寝違えは癒着が原因
クセになった寝違えの場合、多くのケースで筋肉や関節の癒着が存在します。寝違えの症状が安定し一見治ったようでも癒着は取り残されており、寝違えの繰り返しにより癒着の状態は悪化します。最初は単なる寝違えでもいつの間にか、首に大きな障害を抱える場合もあります。
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