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痛みの原因サーチ

頚椎症(脊柱管狭窄症)

2017.09.06 カテゴリー:腕のしびれ・痛み首の痛み・肩こり

膝や股関節の病変でよく聞く変形性関節症、実は頚椎にも生じる場合があります。それが頚椎症です。病院で「骨と骨の間が狭くなっている」「ヘルニアでは無いが椎間板が薄くなっている」と言われる方も多いですが、これも頚椎症の一つです。50代前後から発症しやすく、度重なる負担による椎間板や軟骨の摩耗から関節形状が変化した状態を指します。この病態は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症へ進展することもありますが、その前段階ではしつこい肩こりを経験される方がほとんどです。

悪化するにつれ症状は下半身へ広がる

首肩こり→手のしびれ→足のしびれ→歩行障害→膀胱直腸障害。病状の悪化はおおよそ、この様な進行をたどります。関節の変形が進むにつれ神経症状は徐々に出現し、上半身から下半身へ症状は広がります。変形の部位により、片側のみ神経症状が生じる頚椎症性神経根症と、両側性の神経症状を現す頚椎症性脊髄症に分けられます。頚椎症性神経根症は、椎間板ヘルニアと似た症状を呈します。

頚椎症の進行=脊柱管狭窄症

関節や椎間板の変形により脊柱管が狭くなり、脊髄を圧迫した状態が頚椎症性脊髄症です。これは腰の病気として知られる脊柱管狭窄症と同じ状態であり、頚椎症の進行した状態が首の脊柱管狭窄症とも言えます。手のしびれが左右両側に出る場合は脊柱管狭窄症の可能性が高く、排便や排尿障害が確認される場合は腰の狭窄症と同じく頚髄の減圧手術が必要になります。

頚椎症の症状、特徴

・首肩全体が筋張っている
・どの方向へも可動域が狭い
・倒した側の首が痛む
・下を向くより上を向いた方が辛い
・起床時に首が動きづらいが動いていると楽になる

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