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施術例

むちうち後遺症による首の痛み

2017.08.22 カテゴリー:首の痛み・肩こり 

【主訴】
48才女性がむちうちの後遺症による首の痛みを訴え来院されました。数年前に車の事故で後ろから追突され、むちうちを負っています。事故をして数日は痛くありませんでしたが、しばらくたってから首にだるさを感じるようになりました。マッサージではほとんど効果は出ませんが、整体に行くとその場は良くなります。それでも状況は一進一退です。

【治療】
頚椎可動域は屈曲と伸展で制限が強く、特に伸展では中部頚椎から上部胸椎にかけて鈍い痛みが生じる。頚板状筋や肩甲挙筋には硬結が目立ち、中部頚椎の可動性は亢進している。
治療では頚椎の牽引、板状筋と肩甲挙筋へグラストンテクニック、上部胸椎と上部頚椎へのアジャストメントを中心に進める。治療を開始した当初は反応も鈍かったが、3ヶ月後には徐々に安定。たまにコリ感は出るためメンテナンスは必要だが、半年後には以前と同じ様に生活が出来ている。

【解説】
今回のケースはむちうちにより首の関節に歪みが取り残されており、しつこい痛みが続いていました。この様な障害は病院やマッサージでは治療されないため、一旦痛みが治ったとしても再発する原因となります。慢性化すると筋肉や関節の癒着が進む傾向が強く、本来は受傷直後からカイロプラクティック治療を行うべきです。

WHO 国際基準のカイロプラクティック
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