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施術例

変形性股関節症による右股関節痛

2018.11.25 カテゴリー:股関節痛・お尻の痛み 

カイロプラクティック施術

【症状】
松戸在住の60代女性が右股関節の痛みを訴え、カイロプラクティックセンター松戸に来院されました。この痛みは半年程続き、始めはふとした時に痛む程度でしたが、近頃は歩くたびに痛みます。歩き始めは特に痛みやすく、起床時が一番辛いです。股関節の外側や前側の鼠径部に鈍い突っ張った感じが生じ、動かさなければそれほど痛みません。趣味で卓球を長年していましたが、数ヶ月は全く行えていないとの事です。

殿部の痛み整形外科では骨の間が狭いことから変形性股関節症と言われ、リハビリでエクササイズやストレッチをしています。しかし時によっては逆に痛くなる場合もあります。そこまで状態は悪く無いのでこの段階では手術をすることなく、経過を観察すると医者からは言われています。将来的には人工関節を考える必要もあるそうですが、手術は避けたいと本人は希望しています。

【検査】
右股関節の内側に存在する内転筋群や外側の中臀筋、小臀筋には緊張が生じ、癒着も確認出来る。内転筋群の筋力検査では股関節の前面、鼠径部に鈍痛が生じる。

カイロプラクティック、整体の検査器具右股関節の外転、足を外へ広げる動作には制限が見られ、同時に股関節の外側に痛みが生じる。股関節に外転と外旋を加える整形外科テストも同じ部位に疼痛。

股関節の外側の筋肉中小臀筋の癒着に伴い、脊柱から骨盤に付着する起立筋も緊張。腰から背中の下部にまで範囲は広がっている。

右股関節の長軸方向の制限に伴い右仙腸関節の、背中と腰の境目にあたる胸腰部に関節の歪みが存在する。同部位に生じる筋肉の癒着からの影響と考えられる。

施術台から起き上がり歩き出す瞬間は、股関節痛みのため足を引きずる様。右足に体重をかけられない事が確認される。

背中へのグラストンテクニック

【治療】
右股関節外側の中小臀筋へのホットパック、干渉低周波を施し筋緊張を緩和させる。その上で股関節の長軸方向の制限に対し徒手による牽引療法、モビリゼーションを行う。右仙腸関節、背中と腰の境目にあたる胸腰部にはカイロプラクティックによる矯正。以上の方針で施術は進められたが、初期段階では股関節周囲の筋肉の癒着が強いためグラストンテクニックを取り入れる。特に中小臀筋に対するグラストンテクニックは、重点的に繰り返し行われた。

干渉低周波【経過】
初回時は股関節の疼痛に変わりは無かったものの、3回目から起床時の痛みに緩和が見られた。徐々に軽快し3週間後には、歩き始めの疼痛も緩和。2ヶ月後に日常生活に差し支えに無い範囲まで回復。その段階でも中小臀筋の癒着や関節の歪みは残されていたため施術を継続。変形性の疾患のためメンテナンスを継続するが、半年後には癒着や歪みの程度も安全範囲内に落ち着く。

【解説】
変形性疾患は、多くのケースで繰り返される小さな負荷の積み重ねで発症します。今回の症例も、加齢や趣味の卓球で股関節への小さなダメージが蓄積され、発症した経緯が窺えます。この様な細かなダメージは筋膜の癒着を伴い、隣接する関節を巻き込み、症状はこじれる場合が多いです。カイロプラクティックの説明急に発症する大きな痛みは炎症が安定すれば回復しやすいですが、徐々に進行する癒着を抱えた疾患は経緯を辿り回復に向かう必要があり改善期間を必要とするケースも少なくありません。

当院で扱うグラストンテクニックは癒着の改善を得意としており、徒手のみの施術より回復は早い傾向があります。変形性疾患に見られる癒着の程度は強いため、剥がすためには皮膚を傷つけない範囲での鋭い力が必要になります。手の施術でも工夫次第で癒着を改善させられますが、グラストンテクニックは直接的に力を加えられます。癒着をはがした上でカイロプラクティックにより関節の歪みを取り除く、この事が変形性関節症はもちろん多くの筋肉や骨格由来の疼痛回復に功を奏します。