【症状】
松戸在住の40代男性が慢性的に続く背中の痛みを訴え、来院されました。猫背は以前から気になっており、カイロプラクティックや整体でも矯正を受けていますが大きく変わリません。背中の筋肉がくっついてしまっている感じもするとの事です。
【治療】
猫背は強く、肩甲骨の動きも悪い。肩甲間部の筋膜の癒着は強く、背筋を起こそうとしても動きが制限されている様子が伺える。
治療では物理療法を加えた上で癒着した筋群へグラストンテクニック、脊柱矯正を施す。3回の治療で痛みは8割改善。その後もメンテナンスを加えているが、経過は良好。
【解説】
カイロプラクティックの矯正は関節の動きの改善に大きな効果を発揮しますが、関節周囲の筋膜に強い癒着があるとスムーズな回復が見られない場合もあります。グラストンテクニックによる筋膜リリースと合わせ矯正を加えると効果が持続しやすく、慢性化した症状でも数回で回復するケースは少なくありません。