【症状】
柏に在住の50代女性が手を後ろに回した時の右肩痛を訴え、カイロプラクティックセンター松戸に来院されました。1年ほどこの痛みには悩まされており、肩の痛みで右手を十分に動かせません。整体にも行ったが変化する様子はなく、放置していたら痛みは強くなってきました。
【治療】
右肩甲下筋、棘下筋の癒着が強く、肩関節の外転運動では癒着の影響か肩甲骨も共に動いてしまう。肩鎖関節、肩甲上腕関節に機能障害があり、胸椎のスプリングは減少していた。
治療では胸椎、肩関節、肩甲帯へモビリゼーションを加え、癒着している筋群へグラストンテクニックを行う。少しずつ快方に向かい3ヶ月で8割ほどの改善を確認。
【解説】
今回のように慢性化した四十肩、五十肩は回復に時間がかかります。それでも放置しているよりは遥かに回復は早く、特に筋癒着が強くなる肩の障害ににグラストンテクニックは効果的です。カイロプラクティックと合わせて治療する事は肩だけでなく、全身の体調回復にもつながります。