【症状】
新松戸に在住の40代女性が体を右に捻ったときの肩甲骨の痛みを訴え、カイロプラクティックセンター松戸に来院されました。この症状は3ヶ月前に始まり、体を捻るストレッチをした時に発症。その後は無理をせず、ストレッチは行なっていないが回復しません。
【治療】
右の胸椎と肋骨の可動性は悪く、肩甲骨内縁の筋群は緊張している。肋骨にはねじれの歪みがあり、後方へ盛り上がっているように見受けられる。
治療では肩甲骨へのモビリゼーション、胸椎へのアジャストメント、肋骨への操作を加える。3回の治療で痛みは改善。ストレッチをしても問題無い。
【解説】
今回の症例は無理なストレッチにより、肩甲骨内側の筋肉に過緊張が生じていたと思われます。この筋肉は肋骨へ付着しており、急なストレッチなどで負担が加わると逆に緊張を起こし、寝違えやぎっくり背中のような状態になります。放置しておくと他のところにまでバランス乱れを生じさせることもあり、注意が必要です。