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施術例

テニス中の股関節痛の治療

2017.10.18 カテゴリー:股関節痛・お尻の痛み 

【症状】
テニス中の右股関節の痛みを抱え、44才女性が来院されました。今から5年ほど前にテニスで股関節を痛めたことがあり、病院では生まれつき股関節に問題があるとの事で手術を勧められました。しかし手術は断り、時間経過とともに痛みも安定していましたが最近、痛みがぶり返してしまいました。特にテニスの切り返し等で、右股関節に体重が加わると辛いそうです。

【治療】
右中殿筋、腸骨筋、股関節内転筋には癒着が見られ、鼠径部の圧痛は強い。股関節の整形外科検査でパトリック陽性、可動触診では長軸方向の制限が確認された。
治療では腸骨筋、内転筋群へグラストン施術、股関節への徒手関節調整、股関節の負担を減らすよう体幹にもアプローチを行う。1ヶ月半テニスを休息し週に1〜2回の治療を継続、3ヶ月後には不安なくテニスが出来るまで回復した。

【解説】
今回は、生まれつき形の異常があった股関節へテニスによる負担が加わり、関節を痛めていました。レントゲンは確認していませんが病院で手術を勧められたという事は、生まれつきの変形は強いと考えられ、この段階で痛みが安定しても注意深く経過を見る必要があります。しかし例え臼蓋形成不全等で股関節の構造が弱くても動きが改善されれば、健常者と全く同じように生活を送れるケースは決して少なくありません。

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